トレカ投資って難しい
少し前に大きな盛り上がりを見せたコレクション投資(主にTCG(トレーディングカードゲーム))の思い出を書いていこうと思います。
少し前と書きましたが、最近またポケモンカードが流行ってきていますね。すごい人気です。
なお、投資なのか投機なのかは些末なことなので気にしないこととします。
1.きっかけ

3年前(2022年)の夏、当時は仕事がとても忙しい&ストレスフルで毎日のように現実逃避をしていました。
そんな時、子供の頃はまっていた遊戯王カードを眺めたいなとふと思い調べたのがきっかけです。
子供の頃、1パックで当てたブルーアイズホワイトドラゴン・・・・
一生の宝物にしようと当時は思ったはずなのですがいつの間にかなくなっていました。
そんなブルーアイズが1枚数十万という価値が付いていることを知りまず驚愕しました。
流石に買えないけどカードってこんな金になるのか・・・・
という俗っぽい感想と勢いのまま調べを進め、最終的にポケモンカードのフルアートのカードの可愛らしさに惚れてポケカをコレクションしよう、そう思いました。
元々コレクションするのが好きな気質なので調べるのは楽しかったですね。
当時調べた感覚では、①コレクションするのに場所を取らず、②売買が盛んで、③値上がりがすごい(数年で倍!)ということで趣味と実益を兼ねるとても良い商材に見えました。
何より子供の頃は少しずつしか買えなかったので、欲しいものを好きなだけ買えるのが良かったですね。
リターンはそこそこに、売却益が出たらもっと欲しいカードを買って、5年後に資産が倍になったら美味しいな。くらいの気持ちで始めました。
開始初期はコレクション7割、投資3割くらいの気持ち配分でした。そして止まらなくなる購買欲・・・・
2.大量購入!

まずはポケモンカードから買い始めました。
買い方は主に以下の2つですね。
①量販店に売っているカードパック(ボックス)を買って開封する
当時はロストアビスというボックスが出て少し経ったあたりで、ロストアビス、VMAXクライマックス、ダークファンタズマあたりのボックスは量販店で普通に買えました。
ここら辺をメインで買って、毎日ボックス開封していましたね。
ここら辺から出てくるカードだと一番高いもので1.5万~3万いかないくらいで、ボックス開けたら期待値的にどんどん損をする計算になりますが、趣味みたいなもんだと思ってどんどん開けていました。
ボックスが絶版になればそのうち値上がりするもんだとも思っていましたし、開封するのは普通に楽しかったです。
たまにイーブイヒーローズや仰天のボルテッカー、フュージョンアーツといった少し前のボックスが再販していましたが、フュージョンアーツ以外は売り場に出て数時間で売り切れてしまうくらい人気でした。
②メルカリで欲しいシングルカードを買う
買えないボックスから出てくるカードや過去の大会限定カードなど、もう手に入らないカードはメルカリで買っていました。
当時はイーブイヒーローズのレアカード(ブラッキーVの全面絵柄のカード(SAレアといいます)など)は8000円くらいで買えたので気軽な気持ちで買っていました。
当時から5万とかするカードはとても買えませんでしたが・・
欲しいカードを買っていたら月の支払いは毎月数十万になっていましたね。
今の投資金額より高いんだから驚きですね。金は払おうと思えば払える!
そして、ポケカを始めてから初めての新ボックスの発売日が来ました。
その名も白熱のアルカナです。
セレナという人気キャラクターがカード化されたということもあり、大いに盛り上がりました。
個人的にはジャローダのCSR(キャラクターとポケモンが描かれたレアカード)が好きですね。今でもお安くお買い上げいただけます。
今でこそ控えめな値段ですが、当時はセレナSRが3万円以上の買取をされていて定価で買えれば開けても損はしないくらいの熱がありました。
ボックスはほぼ定価では買えずAmazonでも発売前から8000円以上のプレ値で売っている状況でした。
そんな中、発売日当日は仕事を休んでコンビニを巡ったり量販店に朝から並んだりで何とか買いあさっていました。抽選予約分も含めて大体30ボックス以上は買ったと思います。
そして、さすがに飽きるほど開封した甲斐もありほぼ全てのカードは引くことができたと思います。
今でもノーマルカード含めコレクションファイルに収まっており、たまに見返します。
今はもう偽物が怖くて買えませんがAmazonで売っていたプレ値ボックスも買うくらいにはポケカコレクションにはまっていました。
当時のポケカ熱も凄くて、ポケカなら何買っても利益になるくらいな感じでした。
そして、次に発売したボックスは更にすごかったです。
その名もパラダイムトリガーです。
このボックスのトップレアであるルギアV SA(スペシャルアート)には当初10万円の値段が付いていました。印刷された紙に10万はすごいですよね。トレカなら普通にある金額ではあるのですが・・・・
結局20ボックスくらい開けて最後の最後にルギアが出たのを覚えています。
今でも大切に取ってあるカードの1枚です。
このまま翌年2023年半ばくらいまでこの気持ちのまま買いあさっていましたが、沢山買えたのはここまでですね。
買う人が倍々に増えて当日並んでも2ボックスくらいしか買えない時期が続きました。流石に買えなすぎな時期でしたね・・
そしてポケカバブルといわれる時期が訪れます。
3.ポケカバブル

一口にポケカバブルといっても私がポケカを始める前から何度かバブルっぽいことはあったようなので補足します。
ここで記載するポケカバブルとは2023年6月を頂点とした値段の上下のことを指します。
下の図の明らかに尖がっているところです。横線が年、縦線がレアカードの平均金額となります。

引用:https://pokeca-chart.com/chart-index/
まず、新弾のポケモンカード151の人気がとてつもなく1つ2万円の買取が出ていました。
1箱大体5千円なので買えたら4倍の値で売れるということで、えらい人気でした。
こういった事実も積み重なり、ともかくポケカ関連は全部買っとけ!リーリエ(人気キャラ)は全部買っとけ!ボックスはそのまま売れ!みたいなポケカ=お金みたいな流行り方をしてしまい、ポケモンやトレカに余り興味のない層まで参入してきてしまいました。
投資(投機)として優秀だと思われてしまったんですね。こうなると集落の始まりです。
そもそもコレクション投資ってカードに限らず結構難しいものだと思っています。
傷一つ、欠け一つを厳しくみられるコレクター界隈なので、コレクションに興味のない層と相性が良い訳がなくメルカリなどのフリマサイトは大荒れします。
コレクター界隈での美品とポケカ投資家(笑)の美品には天と地ほど違いがあるので仕方ないですね。
私も流石にこの値段で持つのは怖いと思って売ろうと思ったのですが、別の要因で正直あんまり売れなかったですね。
この要因というのが売る面倒さです・・
メルカリで出そうにも傷の様子や写真を沢山だして漸く1枚売れる、そんな状況で私は1枚数千円のカードを大量に売る気が起きませんでした。
かといって、秋葉原に売りに行くのも大変です。せっかくのお休みに大量の人込みの中に入って行って、売れる金額を確認して売る、そして傷で減額される、そんな大変な思いをしたくなかったのです。
当初は資産として上がったら売ろうと思っていたのに難しいものですね。
売るのであれば1枚数万のものを少ない数持っているべきでしたが、そこはコレクター脳の私と相性が悪く結果、コレクターの性を優先し大量の売るのが面倒なカードが手元にはありました。
4.弾ける泡

そして上がり過ぎたものがどうなるかというと、ジェットコースターのように下がって元々の相場よりも落ちてしまうというのが常で、2023年6月の後半から一気に相場は落ちていきました。
そうすると売ろうとする心意気さえなくなり、また下がるものには手を出しにくく購入もしないようになってしまいました。
ここで、思い出に残るトピックをご紹介します。当時のツイッターでみた印象に残る思い出です。
<リーリエの全力で破産>
リーリエの全力というバブル前は3万くらいのそこそこのレアカードがありました。
これが、リーリエというキャラ人気にも乗っかって最高値で80万くらいまで上がってしまうという事件がありました。すさまじい値上がりですね。
このカードをクレカで3枚(計240万円)買ってしまった人がおり、その後バブル崩壊に伴ってがっつり相場が下がってしまったため「誰か買ってほしい」とXで悲壮感を漂わせていたという話です。
ネタかもしれませんが一番かわいそうでしたね。
私も全然売り抜けなかったので笑っている場合ではないのですが、、
結局このバブルのおかげでカードを売る気も買う気もなくなってしまった、というのがポケカの悲しい思い出です。
バブル時は安くなってから買おうと思っていたのですが、安くなっても全然購買意欲が戻らなかったです。
(ちょこちょこボックスは買っていましたが)
人の心は難しいですね。
5.バブル経験後の投資方針

前回、買う気もなくなったと書きましたが今でも細々買っています。
最初集めようと思っただけあって、カードの絵柄がとてもいいんですよね。
とはいえ何でもすぐ売り切れちゃうから買わないといけない状況でもないので、今は欲しいカードを厳選してコレクションしています。
といっても今はNISAも始まり無駄遣いはできないので、今あるカードを売ってそのお金で新しいカードを買う感じです。
始める時期が良かったのでバブルほどの利益は出ないですが損は出てないのが一番良かったですね。トレカを嫌いにならずに済みました・・・
あとは、今後コレクター兼投資家としてカードを買うような方へいくつかアドバイスを残します。
①どうしても欲しいカード以外は買わなくて良い
→コレクターの性として欲しいものは「絶対欲しい!」ものから「有れば良いかな」くらいのものまで、買えるなら全部買ってしまうかと思います。
しかし、全部揃えているととんでもない量のカードを抱えることになります。そして結果的に売るのが面倒になったりして下手をすると投げ売りして元も取れなくなります。(ほぼ実体験)
最初はもっとほしい!となるかもですが、高いカードを少しだけ買うのが良いです。
②自分の手で鑑定品にしろ
→カードを裸で持っておくのは破損や劣化が怖いので、長く持つ気があるなら鑑定品にするのが良いです。(PSAが一番メジャーでおすすめです)
ただし、鑑定品を買うのではなく自分の手で鑑定に出すのがおすすめです。
なぜならば、①カードに愛着が沸く、②カードを見る目が養われる、の2点がコレクターとして大事だと思うからです。
まあ、どうしてもいい点数が取れないカードは買っちゃうんですけどね。
上記2点を守れば悪いことにはならないでしょう。
ex.カードゲーマーとして、コレクターとして(お金以外の話)

実はプレーヤーとしてもポケモンカードや今まで話していないワンピースカードで一時期遊んでいました。
ですが、やはりブームで入ってきた私のような者はマナーも悪く、ちょっと一緒に遊びたくないなという感じで徐々に大会にも出なくなってしまいました。休みの日も潰してしまいますしね。
なにより奥さんがそこまではまってくれなかったので、一緒に休みの日を過ごしたい私からすると長続きはしないだろうな、という感じです。
ただ、そんな中でも気が合う社会人のプレーヤーと出会ったりコレクター趣味の話が初めて会った人ともできるのはとても楽しかった思い出です。
子供の頃は遊戯王ですがそれだけで一日過ごせてしまえるほど楽しかった思い出があり、トレーディングカード界隈からは離れられないのかなと思います。
ちなみに、とても下手に撮っちゃいましたが写真はハワイで買ったポケモンカードです。
テンションが上がって末の産物ですが投機商材としては下の下です・・・・
良い思い出ですが。
