お金を払って読む価値がある漫画
昨今は携帯で気軽に漫画が見れるようになり、雑誌でバリバリ連載しているものでさえ、1週遅れくらいで話を読むことができます。
アニメで話題になった「葬送のフリーレン」や「推しの子」も少し待つか広告動画を見れば無料で読めますね。
そのような世の中でもお金を払って読む価値がある、お金を払いたい、そう思える漫画を紹介していきます。
ちなみに大した感想は書けません。紹介するものは大体が自分の中ですら上手く感情が整理できない、しきれないものなので文字や言葉にすることなど到底できないものなのです。
また、あまりに世界に知らない人はいないレベルの作品は除いています。
1.アオアシ

引用:https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098634095
未完結(連載中)の作品です。
愛媛出身の少年が東京にあるJリーグチームのユース(高校生の育成選手、プロの下部組織)の選考試験(セレクション)を受け、身一つで愛媛から東京へ出てきます。
この主人公のサッカー少年(葦人)が挫折と成長を繰り返し覚醒していく話です。
普通のスポーツ漫画のような能力バトルや青春ストーリーではなく置かれた状況に対して自分の頭で考えて解決していく成長ストーリーに近いと思います。
漠然と特訓したり師匠やコーチに教えてもらうのではなく、ヒントは周りに貰いつつ自分で考えた末に努力をして成果を出していく。考え方としてはサッカー漫画というより仕事漫画に近いかもしれません。
全然うまく説明ができないのですが、主人公が考えて考えてそれが実ったのを見るときは毎回心が震えます。
また、キャラクターがみんなよいですね。どの子も育ってきた環境や考え方が違っていて、どっちが正解とかはない課題でぶつかり、サッカーを通じて分かりあっていきます。
どう書いても自分の感じたことからは離れてしまっていて読んでもらえるか不安ですがまあ仕方ないですね。神が作ったものを人間が真に理解し説明することはできないのでしょう。
〇特に本作品をお勧めしたい人
・主人公の成長が好きな人
・理論的な考え方をする漫画が好きな人
・感動したい人
・子供に考えることの重要性を伝えたい人
(ジュニア版というふりがな付の単行本も出ているので子供に読んでもらうのもおすすめです)
2.ハコヅメ~交番女子の逆襲~

引用:https://morning.kodansha.co.jp/c/hakozume/
完結済の作品です。ドラマ化・アニメ化もされた警察のお話となります。
緩い感じのギャグ漫画かと思いきや生々しい事件が出てきて目が離せなくなります。ただ、生々しくもキャラが良い意味でリアル感のない光属性の人間ばかりなのでストレスなく読み進めることができます。
生々しいお話著者が元警察官だからですね。よく話と同じような事件がニュースで流れます。
漫画だからこそ出せる空気感がとても好きですね。
ドラマやアニメを見た方も漫画はまた違った印象を受けるのではないでしょうか。
特に最後の事件の「あなたとサヨナラする前に」という話と別単行本扱いですが、「ハコヅメ別章アンボックス」の2つの話は何度も見返し泣きました。
あなたとサヨナラする前には複数の事件が輻輳する話です。
特に不同意性交の話が心にきましたね・・・・
ハコヅメ別章アンボックスはストーカーの話です。
当たり前ですが警察官も人間でできることとできないことがあるんですよね。こちらも心が抉られます。
世間では責められることも多い警察ですが、中の人は被害者のためにとんでもないコストを払ってくれていることが想像でき、警察への印象も変わってくると思います。
また、著者の次の連載である「だんドーン」もおすすめです。
こちらはまだ連載中の作品となります。
〇特に本作品をお勧めしたい人
・主人公の成長が好きな人
・人のため、世の中のために一所懸命に頑張る・仕事をする人が好きな人
・警察は仕事してない!と思っている人
(反感はあるかもしれないですがそういう人にこそ読んでほしいです!)
・不思議な空気感のギャグ漫画が好きな人
3.来世ではちゃんとします

引用:https://grandjump.shueisha.co.jp/manga/raise.html
未完結(連載中)の作品です。
同じ会社に勤める5人の若人のそれぞれの恋愛模様(性模様?)が描かれています。
ドラマ化もされていますね。(現在シーズン3まで)
セフレが5人いる子がいると思えば、アセクシャルなBL好きもいて、家族にトラウマがある塩顔女たらしイケメンも居たと思ったら筋肉自慢のあまり気が利かない系男子の処女厨もいて、最後の一人は風俗嬢に貢ぐ心優しき29歳です。
同じ会社で色んな恋愛模様があるのではなく、それぞれ別の恋愛をそれぞれのペースで楽しんだり苦しんでいます。
ちょっと特殊なキャラクター設定からは想像しにくいですが、一人ひとりの感情や行動にすごく共感できるところがあって、まあ著者は天才なんだと思います。
キャラクターみんながみんないい人で応援したくなるんですよね。
また、基本ドラマ化やアニメ化は漫画の空気感を損なうので余り好きではないですが、本作のドラマはかなり良かったのではないかと思います。
4.BADON

引用:https://magazine.jp.square-enix.com/biggangan/introduction/badon/
完結済の作品です。
4人のクールな男たちが都会でタバコ屋を開くお話です。
世界観としてこの世ではタバコが非常に高価で庶民には吸えないものとなっています。
著者はオノ・ナツメ先生で、個人的にはイケオジというか、落ち着いた余裕のある男性を魅力的に描くのがとてもうまいと思います。
主人公達はタバコ屋を中心に様々なトラブルに巻き込まれていくのですが、それに淡々と冷静に取り組み解決へ導いていきます。
表現が難しいですが、ページをめくるたびに「良い・・・・」、「尊い・・・・」という感想が出てくる、珈琲を飲みながら落ち着いて読みたい漫画です。
また、前作のACCAも同じ世界の話なのでぜひ一緒に読んでほしいです。
5.ワールドトリガー

未完結(連載中)の作品です。(ジャンプSQにて連載中)
別世界からの侵略者から地域を守る防衛機関(ボーダー)のお話です。
この漫画の凄いところは「多対多」の戦闘を丁寧に描いてくれているところだと思います。
サバゲーやチーム戦闘!みたいなジャンルが好きな方にはまず刺さると思います。
設定の細かさも魅力です。
防衛機関(ボーダー)は若い隊員がほとんどなのですが、これは単に絵面をよくするためではなく「最近できた組織で」「若い人ほどトリオン(RPGで言うところのMP)が成長しやすいから」という理由付けが逐一付いてきます。
好きなキャラに背景や設定がしっかり付いているとめちゃくちゃうれしいんですよね。キャラもそこそこ沢山出てくるのですごく作品やキャラを大事にしていることが伝わってきます。
また、キャラの可愛らしさもこの漫画の良いところだと思います。
設定的にシリアスに偏りがちになってしまいそうなところ、絵柄の力で沈み込み過ぎず読み進めることができます。
他にも良いところはいっぱいある作品なのですがうまく形にできないですね・・
自分の理解や言葉にする力のなさに落胆します。